【税理士試験を受験する人たちへのアドバイス】税理士試験を終えての感想と反省点
長らくブログを更新していなかったのですが、その分勉強に時間を費やしていました。
試験がようやく終わり、乱れていた環境をようやく元に戻すことができたので、こうしてブログを再開することができています。
税理士試験を終えての感想ですが、かなり難しかったですね。過去問をやっていたので問題が難しいのは事前に理解していたつもりでしたが、本番は緊張で頭が回りにくく、そういった難しさも合わさってしまい、未知の難しさ?がありました。
これは受けた人には理解して頂けるのではないかと思いますね。
税理士試験を受けて後悔していることがあるので、これから受験をする人の参考になればと思い、3つ挙げていきます。
1.時間配分はあらかじめ決めておこう
1科目2時間の試験ですが、必ず時間配分は決めておきましょう。
例えば、財務諸表では第一問と第二問が理論問題で第三問が計算問題となっています。そこで、理論問題は45分経ったら、絶対に計算問題に取り掛かる、と自分の中で決めておくと良いです。
なぜかと言うと、税理士試験の問題は2時間と言う制限時間の中で終わらせられるように作られていないからですね。丁寧に時間をかけて見直してやっていたら、3時間は欲しいところです。
全部正解するのが望ましいですが、しかし、基本的な問題が出来ていれば、合格する可能性は十分あります。
なので、難しい問題は時間が余れば取り掛かる、そして時間を決めて潔く次の問題へと移るのがお勧めです。満遍なく問題を解くことが重要だと感じました。
2.薬は持っていこう
試験中、お腹が痛くなり、試験に集中できない時間帯がありました。試験直前は勉強だけに時間を割いていたため、食生活が乱れていたのが原因かもしれません。あと、緊張もあったんだと思います。
もともとお腹は弱いたちなのですが、当日はそこまで気が回らず薬も持っていなかったため、我慢するしかありませんでした。
同じようにお腹が弱い方は、お腹の薬を持っていき、平気だと思っても直前に飲んでおくのをお勧めします。
3.試験問題に何かしら記述を残しておこう
試験が終わって自己採点ってしたいですよね。当たり前ですよね。税理士試験って試験が終わってから4ヶ月も待つんですから。
だから私もやってみたのですが、完全な復元は無理でした。
なぜかと言うと、前項で話した通り、時間が足りないんですよね。だから、本番で答えを書き移しておくなんてことは難しくて、むしろそんな時間が有るのならば一問でも多く解きたい!というのが当然ですよね。
とはいえ、自己採点もしたいと思います。
今回、私は簡単な問題であれば、頭の中で仕分けをしていきなり答えを答案用紙に書くことをしていました。もちろんそれは一つの戦略でした。しかし、だからこそ、答案用紙の完全再現ができなかったんですね。きっとこう書いてるだろうとしか想像できず、本番での自分を振り返ると、緊張と焦りしかなかったので、本当にこの金額を書いたのか?とどんどん自信が無くなります。
思ったのは、正解を問題用紙に書かなくても、簡単な仕分けだったり、答えの導き方のような軌跡を残すだけでも自己採点の役に立つではずです。
選択問題であれば選んだ記号くらいは書き写しておく。頭の中で導き出した答えは何でもいいのでその問題のところに数字でも言葉でも暗号でも書いておく。
そうすれば自己採点の役に立つと思いますので、そういった練習も必要だと感じましたね。
この記事が少しでも受験生の役に立てれば幸いですね。
ここまで私の反省点を述べてみましたが、お察しの通り、合格したかどうかは分からない状況です。もうこれは12月まで待つしかないですね。本音を言うと、自信がありませんので、期待もしていません。
しかし、勉強に費やした時間が無駄になるわけではありませんし、今思えばこれだけ勉強を頑張ったのはいつぶりだろうと感慨深く、自分に対する自信は少なからず付いたかもしれませんね。
良い話で終わらせようとしていますが、今も後悔ばかりです。
来年受験される皆さんがうまくいくことを願っています。
合否結果は、ブログで発表しますので、ぜひよろしくお願いします。